今回もクルマのネタが無いので自転車の話題が続きます。
前記のブログの通り、自分が手に入れた折り畳み自転車は、名古屋市のKCD社が販売した「
DEFACTO DZ20」でありルーツは台湾のOYAMA社製のA168であると推定しております。
自分の乗っているKCD社のDEFACTO DZ20(メーカーホームページより)

先にお断りしないといけないのは、あくまで状況証拠に基づく推測でありKCD社もOYAMA社もDZ20=A168とは公認している訳ではありません。あくまで推定の限りです。(実際はOYAMA社は製造に無関係で更にOEM製造元が存在する可能性も捨てきれません)
どちらかと言うとDZ20=A168であって欲しいという私の希望と言うかファンタジーだったりします。
今回はその夢の続きとさせて頂きます。
ネットでOYAMA社のA168の事を色々と調べてみました。
(1)現在も販売されている。
(2)仕様が変わっている。
(3)充実装備版が有る。
順に紹介します。
(1)現在も販売されている。
OYAMAは日本国内には支店や正規代理店はありません。ロードバイクのみ並行輸入しているショップがあるのみです。通販を見てもamazon・楽天・Yahooでの出品はありません。
台湾最大の通販サイトのShopee(蝦皮購物)を
確認してみたところ、有りました。ほとんど$7980で売られています。金額の表示は米ドルでなく台湾ドルなので日本円での換算レートで計算とすると約32,000円くらいになります。なお、公式には日本の向け販売は行ってないそうです。

(2)仕様が変わっている。
OYAMA社サイトの画像を確認する限り2010年代のモデルと現在販売されているA168は各部の詳細が異なります。
DEFACTO DZ20ルーツと推測する OYAMA A168(2010年代モデル)

amazonにて一時期 OYAMAブランドで販売された DZ-1

現在販売されている OYAMA DAZZELE A168

初期モデル→DZ-1→現行モデルへの変化で変更が確認できた部分は次の通りです。
・サスペンションが密封タイプでなくなった。
・サスペンションのレバーが省略された。
・ハンドルバーがポストと一体化されて交換不可になった。
・フレーム折り畳み部の固定方法がDAHONタイプのレバー式になった。
・サドルの形状が変わった。
・リフレクタの位置が変わった。
・前後ホイールのクイックリリースの有無。
・泥除けの有無。
以上の通りです。
ちなみに DEFACTO DZ20が OYAMA製だと推測したのは DZ-1の存在が有ったからです。類似点が多いというより殆どDZ-1=DZ20に他なりません。
(3)充実装備版が有る。
上記の通り、現行モデルは軽量化なのかコストダウンなのか不明ですが、仕様が簡略化されている事から自分が所有するDZ20の方に高グレード感を感じてしまいます。
しかし、その点は抜かりなく充実装備の高級バージョンも存在していました。
OYAMA M990HD

充実装備の内容
・前後ディスクブレーキ化。
・7段変速→27段変速(前3/後9段)化。
・省略されていたサスペンションのレバーが復活した。
・密封式サスペンションが復活した。
・ハンドルバーの固定がクイックリリース化された。
・前後ホイールがクイックリリースで取り外し可能になった。
・泥除けが装備された。
20インチの折り畳み自転車にしてはかなり豪華な装備です。動画で紹介もされていますので、
ココを参照下さい。出回っているパーツを流用すれば DZ20もここまでグレードアップできるとはビックリです。ぜひカスタマイズの目標としたいです。
他にもA168をディスクブレーキ化したモデルなどのラインナップも有るようです。
前回のルーツに続いて子孫を紹介させて頂きました。
自転車は足腰への負担が少なく優しい有酸素運動として大変有効です。
ちょっとの距離なら乗ってみる習慣を付けましょう。