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  2016/08/31

 レゾネータの加工と前面吸気化(GDA)


インプレッサWRX系(GDA/GDB)のレゾネーター(エアチャンバー)を外さずにエンジンのレスポンスを向上させる方法を紹介します。

バイク用のエアクリーナを入手します。自分はヤフオクにて「汎用小型エアファンネル」の名称で99円で出品されてたものを落札しました。(送料込みでも1000円以下)


近所のホームセンターで棚板を固定するためのプレートを2つ入手します。1つ65円でした。入手したらペンチを使って吸入パイプのRに合わせて曲げます。(左:加工前/右:加工後)


吸入パイプのエアクリーナー取付部と反対側の面にプレートの面がツライチになるようにセットして金属バンドで共締めします。


インプレッサ側の加工を行います。正面から見て左側のフォグカバー(フォグランプ)を外します。レゾネーターのチャンバーが見えますので、35mmの穴を 開けます。自分の場合は半田ゴテで溶かして穴を開けました。ドリルで開ける場合は削りカスに注意して下さい。タンク内に落ちたカスは必ず回収して下さい。


チャンバーの穴の位置に吸入パイプをタッピングビスを使って固定します。


固定が完了したら吸入パイプにエアクリーナー本体を取り付けて完成です。


この加工の実施によりターボの過給タイミングが早くなり、ターボが回っていない時のギクシャク感が解消してリニアに吹け上がるようになりました。完全撤去とは違うため低速トルクの低下も多少落ちる程度です。高速走行時にフォグカバーのスリットから走行風が入るため、アクセルレスポンスもアップします。なお、ターボの過給タイミングが早くなる事により燃費が悪くなりますので、ご注意下さい。


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