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  2009/09/10

 サイクロン3の取り付けと加工


効用について賛否両論があるサイクロンですが、ここは人柱になったつもりで入れてみました。ちなみに現行品名”サイクロン3”ですが、最近はトーネードと名前を変えて売られているようです。(GD/GG系は65mmタイプになります)


取り付けは簡単です。エアクリ-ナBOXに続くインテークパイプを外して、エアクリーナBOXの穴にサイクロンを差し込むだけです。インテークパイプを外したら、エアクリーナBOXにサイクロンを差し込みます。きつくて入りにくい場合は、プラハンマーで軽く叩いて入れます。


取り付け後のインプレです。ウワサ通り低速トルクのUPは体験できました。1速での発進が楽になりました。元々アーシングで低速トルクは増強されてますが、さらに増した感覚です。ただし、これだけなら良いですが、問題も発生しました。高回転域でフン詰まり感が有るのです。(=上で重くなる)

数日乗ってみて、やはりフン詰まり感は納得ができず、サイクロンを外しました。とたんトルクダウンも体験しました。このまま外したまま乗るか、また入れるか悩みました。そこで、外したサイクロンを観察しているうちに、いきなり30度の角度で羽が付いている点に着目しました。つまり、空気が進入した時点で抵抗になってしまっているのです。


そこで、ペンチを使って羽をカシメてある所の手前を曲げて0度に戻してみました。写真は加工後です。


結果は良好です。フン詰まり感が減少し、回し易くなりました。曲げた分、正面から見た時の羽の部分の表面積が減少したため、空気の流れもスムーズになったのだと推測されます。

後日、高回転域のフン詰まり感を解消するため、エアクリーナを純正品から「モンスターパワーフィルター3」に交換しました。純正形状では最も空気抵抗が少ないエアクリーナです。このエアクリーナに交換後、残っていたフン詰まり感が無くなりました。