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▼かつやさん:
>私は、D型のWRXに乗っています。
>
>そこで質問ですが、
>1.A/F計を純正O2センサー(フロントパイプ部分)にとりつけるという事は、
>純正O2センサーを外す事になりますが、これは問題はないのでしょうか??
きちんとセッティングが取れていて、触媒がついていれば問題はないと
いえば問題無いはずです。
A/F計はECUのマップ書き換え等によって、目標通りのA/Fになっているかを
確認するためのものです。
レース専用等を除けば通常、燃調セッティングはアイドリングから軽負荷域は
理論空燃比に設定し、触媒を効率よく働かせて排ガス浄化と、燃費の向上を
目指します。
ですから、実測のA/Fが目標通りの理論空燃比付近になっていれば、
O2センサーによるフィードバックが無くとも、さほど問題にはなりません。
#というわけで、ワタシは現在O2センサーは取り付けしていません。
ですが、それだけでは環境要因の変化等に伴った微妙な変化によって多少は
影響を受けますので、それに対応する為に、O2センサーを取り付けてフィード
バック制御させることで、さらに排ガスの浄化を狙っているわけです。
なお、O2センサーは理論空燃比付近の電圧変化が大きいのでフィードバック
制御には適しているわけですが・・・
理論空燃比付近から外れたところでは電圧の変化がほとんどない点と、
排気温度によって大きく影響を受けてしまい誤差が生じます。
#ですがアイドリングから軽負荷域であればさほど問題にならないのと
#安価であることから採用されています。
トラスト等安価な空燃比計は、O2センサーと同じタイプあるいはそのものを
使用していますので、この問題点があることをご注意ください。
本気でセッティングするならば、高価ではありますが、幅広い領域で
リニアな電圧変化をして、排気温度の影響を余り受けないタイプのセンサーを
使った空燃比計が必要です。
#同様にリーンバーンエンジンでは通常のO2センサーでは監視が難しいために、
#後者のリニアな変化をするタイプのセンサーが採用されています。
また、どちらのセンサーを使用したタイプの空燃比計でも、純正のO2センサーの
ようにECUへ信号を出してくれるものが多いですから、全く問題ないかと?
>2.D型で排気温度計を装着するとしたら
>加工なしで取り付け可能でかつ機能的にも期待できる場所はあるのでしょうか?
>タービン出口に穴をあけてそこにセンサーをかませるって事を聞いた事がありますが、
>やはりその方法がよいのでしょうか?
排気温度計のモノにもよりますが、基本は最も温度が高くなるところですので、
エキマニの各EXバルブに近いところが理想的ですが、現実問題として4気筒なら
4つ、6気筒なら6つなんて厳しいものがあります。
そこで、同様に温度の高くなるエキマニの集合部が良い、ということになります。
それが他の車種では事実上タービンのEXハウジング入り口付近が取り付けが
しやすい場合が多いのでそこに取り付ける、というカタチです。
ですからエキマニの取り回しが長いインプレッサの場合は、素直にエキマニの
集合部へ装着するのがベストです。
さらには、センサーの長さも重要で、温度の高いきちんとパイプ中央部分まで
伸びているのが最高です。
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