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▼シンゾウさん：
>例えば社外品の場合で上記の中で乗り心地は犠牲になるけれど、あるいは価格は
>高いけど車高を下げつつ性能もあがるような製品がないかと思い質問しました。
ダンパーについてはその通りで、純正よりもはるかに良いものは多数存在します。
実例としてGC8のF型へのMC時にSHOWA製のものを採用したかったけど、コスト面から
（1/2だか1/3だかの価格の）今まで通りのKAYABA製になった経緯がありますし。
ですが、スプリングとなると話は別で、元々のサスペンションの設計にかなり
依存します。スプリングの材質や製法等でも多少は変わりますけど、ほんのわずかな
フィーリングが変わるだけです。ダンパーと違い、構成部品はそのスプリングのみ
のものですから。
他社車種はともかくとして、インプレッサに関しては経験的に、純正の3k前後の
バネから1cm落として前後4k前後、2cmで5k、3cmで6k、4cmで7kといった具合に
スプリングレートをどんどん上げなくては（比較的路面の良いところ限定ですが）
走行性能は確保できません。
同時に、純正ダンパーはあくまでも純正スプリングにあわせた減衰力特性ですが、
そこから車高とスプリングレートを変更すると使われる領域が変わってくるために
ダンパーもスプリングに見合った減衰力特性を持つものに交換する必要があります。
ちゃんとスプリングにあった減衰力特性を持つダンパーを使用すれば、実際は
乗り心地は意外なほど悪くないどころか純正よりも良くなるんですが・・・
実状として、ダウンサスは純正ダンパーと組み合わされることが多く、また同時に
乗り心地の悪化を極端に嫌うユーザーは非常に多いわけですから、各メーカーも
それを想定して設計しますので、似たり寄ったりの3k〜4kくらいのレートのもの
ばかりになります。売れなきゃ作っても損するだけですからね。
そのため、引換えとして走行性能は落ちるわけです。もちろん普通に市街地走行
する分には全く問題のないレベルではありますが。
というわけで「走行性能を確保、もしくは向上させつつ車高を落としたい」という
場合、GC8用ならばまだ存在しますが、残念ながらGDA/B用では車高調全盛の時代
なのもあって・・・です。
もしかしたらどこかのショップオリジナル品があるかもしれませんけどね。
あとはどうしても純正形状にこだわるのなら特注でしょうか。
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