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DCデフのPWM制御について 青春指南役 05/3/24(木) 19:13

Re:DCデフのPWM制御について miner 05/3/24(木) 20:42
Re:DCデフのPWM制御について カッパ 05/3/24(木) 22:11
Re:DCデフのPWM制御について miner 05/3/24(木) 22:35

Re:DCデフのPWM制御について
 miner  - 05/3/24(木) 20:42 -
  
▼カッパさん:
>デジタル制御を積分して表示してしまうのは、アナログテスターで、単に針が追いつかない為に、電圧が低く表示されてます。

まず純正のDCCDは間違いなくPWM制御されています。
もしPWM制御のON/OFF周期が遅いとテスタの針は行ったり来たりしますが、テスタの
反応速度より周期が十分に早いと上記のように中間の電圧が指示されます。つまり
ポイントとしては、十分に早い周期(周波数)ということです。
カッパさんのおおもとの疑問である電流計についても同様ですので測定レンジさえ
合えば使用可能でしょう。

またその一方で抵抗で制御することも可能ですが、量産車ではコストや信頼性に
劣るためPWM制御を採用していると思われます。可変抵抗だと高耐電力が必要で
また素子としての信頼性もあまり高くなく、特性(抵抗と回転の関係や常に電力
を消費する)が問題になります。また抵抗を何セットか用意して切り替える方法
もありますが、多段にするほどコストがかかるのは自明ですね。
これとは別にアナログ的に電圧や電流制御する方法もありますが、どうしても
フィードバック系の回路が必要なので、PWMの発振器とその出力段だけという
構成と比較するとどうしてもコスト高になります。

あとkturuさんやTOMOさんも書かれていますが、電磁石だけではプレートを
圧着する十分な力が出せないため実際には電磁石でカム機構を動かし、この
カム機構の力でプレートを圧着しています。これからも電磁石への入力がそ
のままプレートのロックとフリーに直結していないことは判ると思います。
またDCCDはエンジントルクを伝達するのではなく、フロントとリアの回転差
を制限するのが目的です。ですからフロントとリアの差以上はすべりは発生
しませんので、お間違いなきよう。

#大体、PWMの信号のとおりプレートがロック、フリーを繰り返しているとし
#たら、そのまま振動となって偉いことになりそうです。
##超音波振動で、タイヤと路面の摩擦を限りなく減らせますとか。(大嘘)
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Re:DCデフのPWM制御について
 カッパ  - 05/3/24(木) 22:11 -
  
minerさん有難う御座います。電磁石でカム機構を動かしているのですか?知りませんでした。てっきり、フロントとリアの駆動力配分機械的機構でが65対45なので、コレを繋ぐDCデフで、リアに伝わる配分回転力を電磁石のON、OFFの高速繰り返しで、回転分の何%と空回りさせて50対50とかの可変制御しているのではないかと、予想していたのです。カム作動なら後は摩擦抵抗の回転差だったんでかね?前後回転差以外に力が掛からないなら電磁プレート圧着でも対応範囲の様な気もしますが・・・(^_^;)

 分解出来る部分のプレートは、機械的な配分(65対45)を出す機構だけで、可変させる為に、65%の出力を15%分を電磁石で落し中身はコイルとプレートの構造で振動を出さない為に、クリアランスほぼ0で構成されている物だとばかり思っておりました。抵抗で制御で電圧が下がると、これらのプレートが引き擦り(滑り)を起こし摩擦熱で損傷と・・・
 
 コイルの電磁吸着の力も、単純構造の数個のスプリングでプレートを圧着し、コイル吸引で解除とか、又はその逆かと思っておりました。フリー状態は又別な機構でも付いているのかと・・・。

 実は、仕事がら、バッテリー車制御や、無人搬送システムとかで走行モーターとか電磁ブレーキシステムなど診ていたから、勝手な想像で頭の中の構造でそうなのだと思い込んでいました。出来る事なら、DCデフコイルの中身も見て構造を完全理解してみたいです。(^_^;)PWM制御は、遠い昔に勉強させられ、勉強した頃はデュ−ティー制御とか、チョッパー制御って習った様な・・・(^^ゞ出力を現すグラフみて思い出した始末です。(ーー;)
ココまで来たのだから、DCコイルのカムが高周波でどう言う形で動くのか知りたいです。こう言う話は大好きで興味深々になって熱くなるタイプみたいです。(笑)
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Re:DCデフのPWM制御について
 miner E-MAIL  - 05/3/24(木) 22:35 -
  
あいや〜、DCCDのトルク配分は遊星ギアをデファレンシャルとして使用して
前後のギア比で/R 45:55や35:65等のトルク配分を実現しています。電磁石で
はこのデファレンシャル機構を制限することでトルク配分ではなく、前後を
直結することでLSDとして機能します。
ここが重要なのですがDCCDではあくまで差動制限を行っているのであって、
クラッチのようにトルク伝達を目的としていません。

#遊星ギアとデファレンシャル関係で調べてみてください。


>ココまで来たのだから、DCコイルのカムが高周波でどう言う形で動くのか知りたいです。こう言う話は大好きで興味深々になって熱くなるタイプみたいです。(笑)

いやだから高周波では動きませんよ。磁気回路にそれだけの応答性はありま
せんし、カム部で高周波成分が残っていても平滑化されてしまいますよ。
例えばISCVとかが同様にPWM制御(244Hz)されていますが、音(振動)は出てい
ませんよね。これも実際にはスライダが、テスタの針のようになっている
わけです。
引用なし
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