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たとえば陸事に持ち込み車検に行ったとします。言わなければ車検は通るでしょう。検査官にもよりますが奴らほとんど見てないですから(^_^;)逆に民間のほうが厳しいくらいです。ウチの工場ではその手の改造がしてある車はお断りする事もあります。
で、フロントガラスですが、アクリルやポリカーボネイトはだめですね。サイドガラスやリヤガラスとは違いフロントは合わせガラスが義務付けになっています。合わせガラスとは言葉通り２枚のガラスを張り合わせて造られます。中間に丈夫なフィルムをサンドすることで貫通性を確保しています。割れたのを見た事がある方は知っていると思いますが、サイドやリヤガラスは粉々になるのに対しフロントは普通の窓ガラスのような感じで割れますよね。フロントだけ一般的な強化ガラスとはちがうんです。万一人間をはねた場合もガラスがクッションになるよう考えられてます。一部外車など合わせガラスではない車種のあるようですが、それはメーカーがそういう状態で特例で認可を取っているだけです。
ぶっちゃけバレなきゃ車検取れます。けど軽量化の為に付けるなら車検対応の軽量なスピードガラスなる商品もあります。そちらの方が無難だと思いますが。
話は逸れますが、陸事の検査官って自動車検査員の資格を持ってないって言ってました。陸事の職員はいらないんだそうです。民間の車検場（指定工場ね）の検査員は高い講習代を払い難しい試験に合格しなければ『国の検査を代行』することはできません。しかも不正(故意でなくとも違法だった場合不正とされてしまいます)が発覚したときの処分は厳しいんです。なので違法か合法か判断に困る時は工場と自分を守る為？不合格にされることもあります。検査員全員が改造やドレスアップに理解を示すわけではありませんし・・・
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