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▼青2835さん:
>で、バネの話なのですが、理想としては30mm+αダウン程度。
>使用用途としては街乗り+αくらいなのですが、どんなのがおすすめでしょうか?
>kturuさんのサイトを拝見させてもらったのですが、
恐縮です。
>ショック次第ではバネレートは逆に高いほうが乗り心地が良く追従性が良いと
>書かれていたので、
ん?そうは書いてないと思うのですが(汗
同じ入力量であればバネレートが高ければその分ダンパーストロークする量が
減ります。極端に例えると、路面に3cmの段差がある場所を通過するとします。
その際、3km/mmのバネでは3cmスプリングとダンパーが縮んで吸収できていたと
します。そこに6kg/mmのバネに変えると、ストロークする量は半分の1.5cmと
なります。吸収し切れなかった残り1.5cmは、車体が上下することになります。
ということで、バネレートが高いほうが乗り心地が良いというのはありえません。
ただ、仮に一般的なダウンサス、3cmとか下がる(=縮みストロークが3cm減る)
けどバネレートが少ししか違わないものの場合、純正スプリングではその
3cmで吸収できていた分が、ダウンサスの場合は縮みストロークが減っている分
早々とバンプラバーに当たってしまうことになります。ドッコン!と。
バンプラバーは30kg/mm相当とかって固さですからね。
#実際はバリアブルレートになってます。<バンプラバーの形状
この場合はむしろ硬いバネのほうが、バンプラバーに当たるまでストローク
しない(もしくは柔らかい部分で済む)ため、乗り心地がまだマシなわけです。
同様に巻き数が多いほうが同じ太さのバネ鋼でもバネレートが低くなるわけ
ですが、その分線間密着を起こしやすくなり、こっちはバンプタッチ以上に
強烈な突き上げ感となります。
あとは、toshiさんが書かれた点もあるのかも、と思います。
>メーカーがわからないまでも、どの程度のバネレートでどの程度の自由長と
>巻き数があった方が良い等、アドバイスがありましたらよろしくお願いします。
そこまで選べないのが実状です。(^^;
乗り心地とか走行性能を考えると車高は余り下げないほうが良い、
というのは間違いないと思います。
限界性能が下がるということは、それだけ安全マージンが減るということでも
あり、あまり良いことではない・・・というのは私個人の意見です。
ですが、車高下げたほうが格好良いですよねぇ(笑)
こういう弊害もあると理解した上で、あとはご自身がどっちを取るかですよね。
ちなみに、STiのダウンサスは巻き数が少ないので線間密着を起こしにくく、
(ダウンサスの中では)比較的良い部類じゃないかと。
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