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▼インプ♪さん:
>皆様こんにちは!以前もタービンの事でお世話になったインプ♪です。
>こんな事やる人が居ないのか、過去ログやネットでもヒットしなかったため、又皆様ご教授よろしくお願い致します!!
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>早速質問内容です。
>今度(来年ぐらい)に某ショップにてO/Hエンジンコンプリートしてもらう予定なので折角なのでタービンもリフレッシュようかと思い、リビルトショップに出そうと思っております。ハイフロ化の加工時にカットバックは良く?見かけますが、ハイフロ化にせず、ただカットバック加工ってのはTD05では聞いた事がありません。TD05にカットバック加工はどう思いますか?あまり意味ないでしょうか?
>
>何故カットバックかと言うと、怒られてしまうかもしれませんが、単純に興味があり面白そうだからです!(←あまりやってる人が居ないので♪)
>経緯を言いますと、IHI流用なども考えましたが、程度の良い物(某オークション)であってもまずO/Hしておきたいと思いショップに聞いてみましが・・・値段がTD05の倍しました!ならばほぼ同じ価格の新品のアペッOスのAX53B60も考え探しましたが、生産終了でした(;_;)
>他の社外やハイフロ化は町乗りやストリートメインには不向きだし、無茶苦茶なパワーはいらないから論外です。何故なら・・・愛車GF8−B型のAT車っす♪予算の都合上も大いにあります!!
>
>TD05カットバック加工をやった事がある方は勿論ですが、想像でも何でも結構です!皆様ご意見ご教授よろしくお願いします。
>
>あと、違う質問になりますが、使い切れる物か解りませんが、TD05タービンは上限?何馬力まで対応出来る物なんでしょうか?この辺の話しもあまり聞いた事なにので参考までにご教授お願い致します。
実際にTD05Hで加工したことはないのですが・・・
カットバック加工にしてもハイフロー加工にしても本来は
タービンブレードまたはタービンハウジングを加工して抜けを
良くすることで、高回転高負荷状態で1次背圧が上がりすぎる
のを抑制したり、過回転にならないようにしてタービンを
保護する目的で行います。
ハイフロー加工はどちらかというと、タービンブレードと
ハウジングのクリアランスを広げる方法、カットバック加工は
ブレードのスラスト方向に立ち上がっている部分をカットする
方法のことです。
一般的には同時にコンプレッサーハウジング及びコンプレッサー
ブレードを一回り大きいものを組み合わせる場合が多いので、
そちらの意味に取られることが多いですが、本来はちと違いますね。
どちらも残念ながら立ち上がりが良くなるのではなく、排気が
漏れるようにするわけで逆に立ち上がりはわずかに悪くなります。
ですので、カットバック加工するという場合、(立ち上がりを少し
削ってでも)高回転でブーストが垂れないように・・・という
目的で行うわけで、現状で高回転だとブーストが酷く垂れると
いう場合を除けば・・・あまり意味は薄いと思いません?
経験的に、ブーストが垂れるというのはECU制御で高回転は
ブースト圧を下げている制御+排気系仕様で2次背圧ふん詰まりの
ためで、とりあえずマフラーやフロントパイプを抜けの良いものに
交換するほうがむしろ効果的かと思います。
ブーストが上がりすぎるなら、ウェイストゲート部分の穴径を
拡大するとかね。
またGC前期純正TD05Hは、ターボチャージャー単体ではGC中期以降の
IHI製よりも実は高回転型で容量も大きいはずです(^^;
中期以降で若干小さいIHI製RHF5HBに変更されたのは、より中間
トルクとブーストの立ち上がりを重視したためと思われます。
というわけで、例えばTD05/06ハイブリッド(TD06のコンプレッサーに
TD05タービン)+カットバックまたはハイフロー、という感じでも
なければ、単にカットバック加工する意味は薄いかと。
だから純正タービンを加工する人は少ないわけですね。
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