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DCCDの仕組み yori 08/1/23(水) 12:18

Re:DCCDの仕組み kturu 08/1/25(金) 12:46

Re:DCCDの仕組み
 kturu  - 08/1/25(金) 12:46 -
  
▼yoriさん:
>直線のみを延々と走る場合はデフロックにしていても問題ないのでしょうか?

過去ログにもあると思いますが。

ロック位置で高速道路を走行して、DCCD内部のクラッチ板が焼きついて
壊れたという実例があります。
雪道やダートのようにスリップ率が高い場合には問題ないようですし、
絶対ではないですが、なるべくなら避けたほうが良いと思いますよ。

恐らくは、前後タイヤそれぞれのスリップ率や、タイヤ自体の外径が
完全に同一であることが非常に困難であるため(空気圧でも変わります
から)だと思います。

なお、一段でもフリー方向に戻していれば回転差が逃げられるので
問題はありませんし、ごく短時間であればロックでも大丈夫です。
少なくとも、ワタシのクルマはまだ壊れてないですから。


あと蛇足ながら・・・DCCDのトルク配分は遊星ギアによるものです。
遊星ギアで仕組みを調べられてみては?
ワタシは上手く説明できませんが(^^;
少なくともフリー状態で前後の回転差はありません。
遊星ギアによる等速・不等トルク配分機構を電磁クラッチによって
制限(固定)することで50:50配分のロックと、その中間位置を作り出して
います。

前後タイヤの回転数が同一でない場合、この電磁クラッチ部分
(機械式LSDのような湿式多板クラッチ)で滑りを生じ、摩擦熱によって
クラッチ板表面の油膜切れから焼き付きを起こすという具合です。
同時にミッションオイル選択によってもDCCDの最大ロック率と
耐久性は影響を受けるということでもあります。
中間位置の場合は細かくON/OFFを繰り返してますのでOFFになっている
瞬間に回転差が解消されるため、中間位置で焼き付きが起こる可能性は
かなり低くなるわけです。

また、サイドブレーキを引くときはクラッチを切らないとエンスト
しますよ。サイドブレーキを引くとFFになると、間違って紹介されて
いる書籍も目にしますけどね。(^^;
ちゃんりゅうさんが書かれておられるように、急激に増速されることに
なるのでその瞬間の速度を維持するトルクが不足するからですね。
引用なし
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