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▼miyaさん:
>1.通常、ロアシートの位置を決める際に、ピストンシリンダーが伸び切った
> 状態でシングルスプリングに遊びが無いようにすると思います。このとき
> ヘルパーがある場合、ヘルパーが伸び切った状態でロアシートに位置を決
> めた分車高が下がるのを全長調整式の下部ケースで上げるようなセッティ
> ングをすれば良いのでしょうか?
だいたいその通りかと思います。
ジャッキアップ状態でのヘルパースプリングの長さを変えた分、ロアシート位置を
調整して車高が一定になるように調整します。
ヘルパースプリングはジャッキアップ時に伸びきっている必要はないです。
どうせ1Gでは常に密着してるわけですから。
その際、伸び側ストロークが増えると同時に縮みストロークが減っていくことに
なるのと、微妙とはいえメインスプリングに対するプリロード量が変化しますので、
あとは実走行で、好みの挙動になるようにセッティングすることでしょうか。
これで収まらなかったら、デフやサスペンションブッシュがたわんでバタついてる
という場合や、スタビの変更で収まるとか、リアのキャンバーとトーの調整で
変わる場合もあるので・・・#今更言うな?(^^;
>2.1.の調整を行う場合、使用する車高調によると思いますがピストンシリン
> ダーのショート加工が伴ったりしますか?
むしろ逆で、ダンパー交換でストロークを伸ばした方が効果的かと思います。
この場合、同時にバネの自由長も長いものにしたほうが良いことになります。
例えばヘルパースプリングの追加で40mm伸び側ストロークを伸ばしたとすると、
その分の40mmも縮み側のストロークは減ってしまいます。
リアのダンパーストロークが120mm、メインスプリングが仮に8kg/mmで、
リアの軸重が500kgだったとすると、1Gで約31mm縮んでいます。
ここの場合はコーナリング等でさらに712kgの荷重が掛かった際に
フルストロークとなります。
ですが、40mm伸び側にストロークを割り振ったとすると、392kgの荷重で
フルストロークしてしまいます。
ですので、ストロークを伸ばしたほうが効果的になる、というわけです。
尚、インリフトしにくくなることが必ずしもタイムの向上に繋がるとは
言い切れないので、試してみるならまずはヘルパースプリングの追加だけの
ほうがお金も掛からなくて良いと思います。
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