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▼やなさん:
>とは言えデフとは何ぞや位の状態です(汗)。
本来デフというとディファレンシャルギアのことで、差動装置のことです。
コーナリング等で左右のタイヤの回転数に差が必要な時に必要なものです。
で、アフター品を意味するほうでのデフというと、LSD、日本語で言うと
差動制限機構付き差動装置となるそうです。
>1、オープン、ビスカス、シュアトラック、ヘリカル、機械式などデフの種類が
>色々ありますがそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?
差動装置だけではインリフトしたり、左右で路面の摩擦係数が違ったりの時には、
回転しやすいほうにのみ回転を伝えてしまうので車が進まなくなってしまうので、
その差動装置を制限してしまう装置が必要になります。
あとは、封入オイルの拡販抵抗を利用して制限するビスカスカップリング式、
内部のギアとケースの摩擦抵抗を利用するヘリカル式、同様にカムを使う
シュアトラック、そして多板クラッチ式の一般的に機械式と呼ばれるもの等です。
日常生活用?としてはビスカスでも十分なわけですが、ビスカスは回転差感応式
なので、回転数に差が生じてから効き始めます。その結果、空転したタイヤから
もくもくと煙が立ち上がってからビスカスがロックし、前に進むような状態なので
あまりスポーツ走行には適しません。
機械式LSDは効きの強さやレスポンスを調節できる反面、定期的なメンテナンスが
必要になるのでシュアトラックやヘリカル等のほぼメンテナンスフリータイプが
考案されたわけです。
>2、LSDとはオープン以外の事を指すのでしょうか?
上記の通りです。
>3、当方の車両でフロントデフのみ替えて意味があるでしょうか?
全く意味がない訳ではないですがFF的な動きになりますので、リアもせめて
シュアトラック流用等考えたほうがバランスが取れると思います。(^^;
>4、街乗りは出来る限り犠牲にしたくない。メンテナンスも出来ればフリー(オイル交換はします)。ほんの少しで良いのでトラクションのかかりを良くしたい。なるべく安く。という条件だとどんな方法がありますでしょうか?
上のようなインリフトして進まないような状態の経験がないなら、純正の
シュアトラックやヘリカルの流用が良いかと思います。
なお、ショートストロークでバネレートが高いほど伸びストロークが取り難く
なるのと、タイムを重視するような走行をするのであれば、そして同じ工賃を
出すなら機械式組んだ方が良い、となりますけどね。(^^;
LSDを組む=ふつーに走行する分には曲がり難くなるものなので、必要性を
感じなければ組む必要は無いと思いますけど。
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