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▼カッパさん:
>デジタル制御を積分して表示してしまうのは、アナログテスターで、単に針が追いつかない為に、電圧が低く表示されてます。
まず純正のDCCDは間違いなくPWM制御されています。
もしPWM制御のON/OFF周期が遅いとテスタの針は行ったり来たりしますが、テスタの
反応速度より周期が十分に早いと上記のように中間の電圧が指示されます。つまり
ポイントとしては、十分に早い周期(周波数)ということです。
カッパさんのおおもとの疑問である電流計についても同様ですので測定レンジさえ
合えば使用可能でしょう。
またその一方で抵抗で制御することも可能ですが、量産車ではコストや信頼性に
劣るためPWM制御を採用していると思われます。可変抵抗だと高耐電力が必要で
また素子としての信頼性もあまり高くなく、特性(抵抗と回転の関係や常に電力
を消費する)が問題になります。また抵抗を何セットか用意して切り替える方法
もありますが、多段にするほどコストがかかるのは自明ですね。
これとは別にアナログ的に電圧や電流制御する方法もありますが、どうしても
フィードバック系の回路が必要なので、PWMの発振器とその出力段だけという
構成と比較するとどうしてもコスト高になります。
あとkturuさんやTOMOさんも書かれていますが、電磁石だけではプレートを
圧着する十分な力が出せないため実際には電磁石でカム機構を動かし、この
カム機構の力でプレートを圧着しています。これからも電磁石への入力がそ
のままプレートのロックとフリーに直結していないことは判ると思います。
またDCCDはエンジントルクを伝達するのではなく、フロントとリアの回転差
を制限するのが目的です。ですからフロントとリアの差以上はすべりは発生
しませんので、お間違いなきよう。
#大体、PWMの信号のとおりプレートがロック、フリーを繰り返しているとし
#たら、そのまま振動となって偉いことになりそうです。
##超音波振動で、タイヤと路面の摩擦を限りなく減らせますとか。(大嘘)
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