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▼てらさん:
>純正タービン+純正ECU+ブーコンで、
>ブーストの立ち上がりが良くなるという意見を色々なところで聞きましたが、
>kturuさんの見解は、それについてはネガティブですか?
ネガティブです。
過去ログ検索してみてください。
簡単に書くと、
・制御装置ではタービンやエンジンの能力以上のことはできない。
・純正ECUの場合、スクランブル様制御が前提なのでチグハグになる。
ということです。
あと、「見解」じゃなくて「実体験として」、ですけど。(^^;
>インマニ(通常ここで測ってますよね?)で同じブースト圧で
>あればシリンダーに送られる空気の質量は同じにはなりませんか?
理屈は書籍などをご覧頂くとして・・・
実例として、GT2835やT518Zなどのタービン交換でブースト1.2k設定で
360psくらいでしょうか。GDBタービンで1.2設定で330〜340psくらいです。
GC8のタービンでは1.2k設定で310〜320psくらいです。
もちろんECUもきっちり詰めた状態の話ですが、同じブースト圧設定でも
タービンの風量でこの差が出ます。
空燃比設定が同じでも、エアフロ電圧や燃料噴射量はパワーが出ているほど
比例して高く、多くなります。
さらに燃料噴射量というか要求量の実例として、GC8でもF/G型は
インジェクター容量が比較的大きいためにGC8のタービンでは燃圧をほとんど
上げなくても良い(余裕を見るなら3.2kくらいまで上げる)ですが、
GDBタービンでは燃圧を標準状態の3.05kから3.5k前後へ、
アフター品タービンでは4.0kくらいまで上げないと足りなくなります。
#インジェクターは要は噴射口つきのバルブなので、バルブが開いている
時間が同じでも燃圧が高いと噴射量が多くなります。
吸い込む空気の量が変わらないのに燃調を濃くしたところでパワーアップ
しないどころか、かえってパワーダウンしますので、結果論としても
ブースト圧と実際にシリンダーに入る空気の量がイコールではないことを
示しています。
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