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▼Shuさん:
>こんにちわ。はじめまして!
>福岡のGC8D RA(STI)、DCCD付きに乗るShuと申します。
>
>最近、フロントデフを入れリヤのイニシャル不足(ロック率)に不満が出ました。
>今月末にリヤデフのOHを行おうと思います。
>何件かのスレがありましたが似ている様で違う感じの質問があり皆さんからご教授頂けたらと思い、書き込ませて頂きました。
>
>作業するにあたり、環境は整っています。(二柱リフト、工具類、調整工具類)
>
>状態としては、フロントから比べるとビスカスみたいな効き方なんです。
>OHキットを買おうかと思いましたが、値が張るのとプレートはあまり磨耗しないみたいなので、STIのプレッシャーリングを入れ純正に入っているプレートを入れ替えてトルクアップをしようかと考えています。
>
>プレートを入れ替える際、どの順番に入れ替えればイニシャルを上げる事ができますか?また、こうした方がイイと言う意見でも構いませんのでどなたか宜しくお願い致します。
出荷状態のままだとかなり効きが落としてありますので、まともに組まれた
フロントデフを入れてしまうと完全に負けてしまうと思います。
プレートの磨耗はオイルによってもかなり変わりますので、用意していなくて
交換が必要だった場合を考えると、用意しておいたほうが良いかと思います。
今回使わずに済んでも次回は必要になるかもしれませんし。
なお、全プレートの合計磨耗度合いがコンマ何mmであっても、それだけで
イニシャルトルクは十分に変化します。
#ま、もともとスカスカに組まれていると差がわかりませんけど。
プレッシャーリングについては、本来は効きのレスポンスが変わるだけ
なのですが、ピ二オンギアのシャフトがはまるカム部分の切り込みが
浅いようで、そのせいでイニシャルトルクが変化してしまうようですね。
あと過去ログにも多々ある筈ですが、イニシャルトルク(余圧)と
効きの強さ(最大伝達トルク)は別物です。
イニシャルトルクは空転などに備えて予めプレートを圧着させる力で、
プレート式LSDの効きの強さはプレートの合計接触面積です。
接触面積が大きければ大きいほど、効きが強くなります。
そのものズバリは、これらのノウハウなどを生業としている方に
申し訳ないので書けませんが、要は内爪プレートはプレッシャー
リングを介して右(だっけ?)ドライブシャフトに、外爪プレートは
ケースを介して逆のドライブシャフトに伝達されます。
内爪外爪双方のプレート間の接触面積が広ければ広いほど効きが
強くなるわけです。あとは構造さえ理解していれば難しいことじゃ
ありませんよね。
#ケースやプレッシャーリングも・・・(ボソ
#コーンプレートの向きも・・・(ボソボソ
>走るステージは主に峠(ラリー主体)です。
とりあえず目一杯強めに組んでみては?あとは好みもあるかと
思いますし、サスペンションセッティングとも関係がありますので
一概にコレが良いとは言えません。
フロントと違ってリアは結構簡単に組み換えられますので、自分の気に
入る組み方を探してみると良いかと思います。
>少しでもアドバイス頂けたらありがたいです!
>宜しくお願い致します。
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