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▼ヨシさん:
>はじめまして、GC8C2ですがAPEXのキノコ型クリーナーに変更しようと思っていますが、
>「このタイプは燃調が大きく変わるので、補正しないと壊れるよ」とか、「エンジンルーム内で熱い空気を吸わないようにすれば、ノーマルでも問題無いよ」などの意見を聞きましたが、実際の所はどうなんでしょうか? 車の使用はマフラー交換のみで、ほとんどノーマルです。
断言します。
エアフロ測定誤差がマイナス方向に出るのですが、これが高負荷になればなるほど
誤差が大きくなり、(その瞬間の理想的な空燃比と比較すると)希薄燃焼になり、
ノッキング・デトネーションが発生、結果エンジンブローとなります。
これが普段市街地走行が中心で、時々飛ばす程度という方であれば安全マージンが
ほとんどない状態でも壊れるほどにはなりませんので、「特に問題ない」という
意見になるのですが・・・
もしくは純正ECUの場合はノッキングの検知によって点火時期が大幅に遅角した
状態になるのでノッキングの発生は抑えられますが、かわりに排気温度が上昇し
タービン等の消耗が早くなりますね。
ですから、サーキット走行等のスポーツ走行で高回転高負荷を維持したような
走行をするならば、キッチリとECU書き換えでのセッティングをしたほうが
良いです。
あとはエンジンからの熱を遮ることの効果については、気体は温度が高くなる
ほど密度が下がりますので、冷えた空気と熱い空気では同じ量の空気を吸っても
その中の酸素量には差が出ます。
ですから、前述のエアフロ測定誤差に加えて空気の密度の低下により更に輪を
掛けて危ない状態になるのですが、熱い空気を吸わせないようにすることで
ほんの少しだけですが、状態が緩和されるわけです。
どちらにせよ、吸入空気温度の変化によるよりもエアフロ測定誤差による
ズレのほうが大きいです。
>更に、C2WRXにD.E型STIのインタクーラーは、ダクト、カバーの加工のみで
>装着可能でしょうか?
過去ログにもありますが、バルクヘッドにぶつかって収まりません。
強引に装着するにしても相当な手間がかかりますので結果的にアフター品の
置き換え品や前置きICのキットのほうが安上がりです。
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