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▼親父さん:
>サーキット走行は、今は、考えていませんが峠などでは、どうなのでしょうか?
>やはりECUのセッティングは、必要でしょうか?
多くの「できればしっかり燃調を取り直したほうが良い」状態というのは、
全開加速時間が短い場合はごく一瞬なので壊れずに済む可能性が高いが、
それを数分間、数十分間継続したとすると保証できない状態のことです。
もちろん全開加速なんてほとんどすることのない市街地走行をする分には
全く影響はないわけです。
そして、「峠」に限らずサーキットでも結局は同じなんですが、人によって
車に掛かる負担は全く変わってきます。
峠=公道なので、ある程度以上のレベルで、それなりの車であれば確実に
違法行為であり、さらに非常に危険な行為であることは誰も否定しようがない
事実なのですが、仮に違法行為とか安全云々は無視できるとして、さらには
公道でのレース行為ではなく、仮にその人が「気持ちよく走る」というように
仮定したとしても、それが結果的にどのくらいの速度で走ることになるかは
その人次第でしょうし、その人のドラテクのレベルにも大きく依存しますよね?
またレース行為も含んで「より速く走ることだった」場合は・・・
速く走るということは、それだけ速度が出るということで、つまりそれだけ
アクセルを踏みつづけている、また踏みつづけられる、ということと考えても
さほど間違いではありません。アクセルを踏まなきゃ加速しませんから。
そんなわけで、誰が乗っても絶対に壊れるとはいいませんが、もしそれだけ
速く走る、速く走れるのであれば、セッティングをきちんと取ったほうが
良い、という返答になるわけです。
蛇足ですが・・・
これはつまり、こういった燃調に狂いというか、不適切な状態に陥ることが
多少なりとも推測されるパーツのインプレを調べる際に、そのインプレを書いた
人がどういったレベルのドライバーかによって、全く結果が変わってくると
いうことを意味することでもあります。
たとえ短い時間で行ったインプレであっても、不適切な状態に陥っていないか
計器によってしっかり確認していて、さらにはそれが適切であるかどうか、
知識や経験に基づいて正しく判断できるならば問題はないわけですが・・・
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