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耐熱布にもいろいろなメーカーがあり、それぞれ仕様は異なると思いますが、大抵はガラス繊維がメインとなって出来ていると思います。実際に耐熱布をガスバーナーで10分以上あぶってみた事がありますが、溶けることはありませんでした(目視では確認できない範囲の溶けがあったのかもしれないが)。ガスバーナーの熱は1200度位あるので、排気管の熱ぐらいでとけるのかどうかは疑問です。
僕が使用中の耐熱布はM社製のもので、ガラス繊維と細い金属糸と綿で構成されています。綿は耐熱布の取り扱い(巻き付け)を容易にするために添加されているもので、最初の焼き入れの段階で焼けて無くなります。この焼き入れの段階で綿が無くなるので少し耐熱布のボリュームが減ったように感じるはずです。耐熱布に金属糸が入っているのは、ガラス繊維だけでは強度もないしすぐに散ってしまうからだそうです。エキマニの場所は走行風が良く当たるし、路面からの異物の跳ね、時には雪塊に擦ったりなども起こりうるので、いくら金属糸の補強が入っているとはいえ自然と散るのは避けられない様です。僕の耐熱布も一部、熔けたように無くなっていますが、雪藪で擦ったのが原因です。それでもホツレたりほどけて引きずったりとかまではいっていません。もう3年以上経ちますが、トラブルは特に無いようです。
もし、耐熱布のなかで補強の入っていないものや、入っていたとしてもそれが十分でなかったりすると、ガラス繊維はすぐに散ってしまったりするのかもしれません。
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