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Re:コーナー立ち上がり時の挙動
 kturu  - 07/9/1(土) 16:00 -
  
▼サザンさん:
>サザンと申します。
>こちらのHPをいつも参考にさせて頂いています。
>
>サーキットの低速コーナー立ち上がり時にガッガッガッと段階的に加速するような挙動になります。
>(駐車場でも同じような感じですが)
>リヤデフのイニシャルトルクを上げていることが原因なのでしょうか?
>タイム的にもあまり早くない気がしているので、皆様の意見を教えて頂きたいです。
>
>車両はGC8 Sti Ver.4 クーペです。
>足回りはApex N1ダンパー(typeV)、リヤデフは純正をオーバーホールし、イニシャルトルクを上げています。
>フロントデフは変更無し(オープン)です。
>
>以上、宜しくお願い致します。

考えられるのは、イン側のタイヤが接地〜リフトを繰り返している場合と
同時にイン側タイヤの空転というか引き摺りによるものです。
 #正確にはイン側タイヤが過回転することによるものですね。
基本的にはLSDは、要はアウト側のタイヤから駆動力が逃げるのを
押さえ込む為に左右の回転を同調させるものですので、必然的に発生します。
ドリフト状態になっている場合には発生しませんけどね。

対策としては二つ方法があります。
まずは、LSDに頼らなくて済むようにイン側のストロークを確保するなどで
イン側タイヤが空転しないようにし、LSD自体の効きを最低限まで下げる方法。
多くの全長調整式はシングルスプリングなので、レートが高いほど1Gでの
沈みこみ量が少ない、つまり伸びストロークが不足しがちになります。
そこでヘルパーまたはアシストスプリングを追加してやることで伸び側の
ストロークを確保する方法があります。但し縮みストローク量が足りなくなっては
元も子もないので要注意ですけどね。
もう一つは、デフマウントが純正のままであればより発生し易いので、高硬度の
ブッシュやスペーサーなどで遊びをなくしてしまう方法です。
後者は多少緩和するだけで完全に無くなることはありえませんが。

サーキット走行のその場でできる対策としては、ダンパーの減衰力調整が
伸縮減衰力が同時変化するものでも特に縮み側が変化するタイプであったなら、
減衰力を高めてアウト側の縮みこみを減らすことでも緩和しますが、
逆に伸び側減衰力の変化のほうが大きい場合には、逆に減衰力を弱めて積極的に
イン側が伸びるようにすることとなります。
あとは、ロアアームまたはラテラルリンクが上向きになるまで車高を下げ、
アンチロールジオメトリを逆転させるか、逆に車高を上げても改善する場合が
あります。
引用なし
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コーナー立ち上がり時の挙動 サザン 07/9/1(土) 11:06
Re:コーナー立ち上がり時の挙動 kturu 07/9/1(土) 16:00
Re:コーナー立ち上がり時の挙動 サザン 07/9/1(土) 17:47

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