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▼教える君さん:
>>別に30kg・mで締めようが、締めまいが、20kg・mから締め込む時点でプレロード変わる以上、
>>変形してると思うんですが、どうなんでしょう。
>
>インナー&アウターレースの方は、それこそ使用環境考えれば(1.5の車体をあらゆる環境で運用する)強度的にはかなりのものと考えます。
僕から見れば、シビックのそれより貧弱で、用途的形状の意味合いも少ないと思います。
ですからレース自体の変形はあっても微小のものでしょう。
微小なものであれば、尚更20kg・m以上で締める意味合いもないかと思います。
変形しないのであれば、テンションは、変化しないはずですから。
ただ、その微小なものでプレロードが、変化する以上無視できる物では、ないと思います。
インナーレースは、構造上締め付けによる力を受ける形状が両端は、比較的外周
中央部は、内周となり、ハブに接しているとはいえ、両端を外周方向に押し広げられる
力も発生します。
>しかしベアリング本体がテーパーなので、そっちの耐久性が問題になってくることは想像に難くないと思います。 故に上限は30kg−mなわけで・・・・・・実際インナーレースの変形が来る前にベアリングの中身の方が逝かれると思いますよ。
ベアリング(ローラー)は、レース以外の接点はありません。限界回転数を越えるなら
別ですがローラーが、原因でのガタは、まず考えにくいです。
製品不良、組み付け不良、グリス切れぐらいでしょうか。
考察するに、ブレーキローターの熱が、ハブに伝わり、ハブからインナーレース、ローラー、
と、順に熱膨張し、グリスも液化、熱い間磨耗しながらも回りつづけ、冷めて行くにつれ熱収縮により磨耗分
ガタが、発生すると考える以上、20kg・m以上で締めたところで、回避できる物では
ないと考えます。
強いトルクで、締め付ける事によって、ペアリングの圧入作業の誤魔化しなら話は理解できますが、
>>ハブに圧入する作業でも作業する人物によって、ベアリングの耐久性が変わります。
>>そのあたりは、残念ながら修理書には、掲載されておりません。
>>昔は基本中の基本だったんですが、製品良くなると技術が退化していきますね。
>
>こればっかりはセンスの要る作業かと思います。 形骸化された現状ではそれも仕方ないのかもしれません。 寂しい話です。
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