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▼ういぞさん:
>ずっと疑問に思っていたのですが、なぜ高いギヤを使ったり上り坂など負荷が大きい
>時にブースト圧が高くなるのでしょうか?
>何となくわかるような気がするのですが、どうも理論的なことが理解できていません。
>素人っぽい質問で恥ずかしいのですが、どなたか教えていただけますか?
>
>【フリーテーマ掲示板から移動しました】
負荷が大きい=アクセル開度に対してのエンジン回転上昇が遅い、
アクセル開度も大きい、急激にアクセル開度が上昇する・・・
というわけで、負荷量が大きいと判断されます。
そうすると、ECUのマップでよりパワー重視となっている燃調マップの
領域を読むようになります。
するとまず、シリンダー内での爆発のエネルギーが高まり、そして排ガスの
エネルギーも高くなります。
同時に、ブースト圧がECUによって高めに調整されます。
すると、さらにシリンダー内に入る空気量と、燃料の量が増えてもっと
排ガスのエネルギーが高まり・・・
さらには、回転が上昇すればさらに時間あたりの排ガスがどんどん高まり・・・
というように繰り返すので、負荷が軽い時よりもブースト圧が高くなりやすい
のと、ECU制御で高めに保持するので高くなるわけです。
ちなみに、負荷が軽い状態ではインジェクターからのガソリンの噴射量は
10%以下、ちょっと負荷がかかったり軽い加速状態ではレブ付近まで回しても
20%程度までですが、最高に負荷が掛かっている状態ではインジェクターが
90%前後の仕事をするようになります。
それだけ違うんですよね。
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