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こんにちは。
▼ロバートさん:
>こんばんは、GC8C型に最近乗り換えました。
>
>GC8のA〜C型は特にミッションが弱いと聞きます。
>実際どの様な状況でミッションが壊れるのでしょうか?
使い方次第ですが、そう簡単には壊れないです。
>壊れたときに使用していたオイルの銘柄は?
>スタートのクラッチミート時?それとも1速から2速へのシフトアップ時?
壊しやすい車の仕様としては・・・
・メタルクラッチ装着車
急激に繋がりやすいし、またその状況で使えてしまうので壊れます
・足回りがガチガチでタイヤが浮くことが頻繁な車や、ダートでの使用
タイヤが空転→接地したときにアクセル全開だったりすると
ミッションに過大な力がかかって壊れます
壊すシチュエーションは
・ゼロヨンなどのロケットスタート
・ダートラ等のジャンプ後の接地時
・ドリ車などのクラッチ蹴り、シフトロック
壊すギヤは駆動トルクの大きい1〜3速あたりが多いようです。
以上、全てに共通しているのは”駆動系に急激な大きい力を与えること”です。
どんな車でもこれだけ気を付ければ大丈夫です。
実際に駆動を伝えているのは歯車のうちの数個の歯でしかありません。
急激な駆動を与えると、歯車の金属面で油膜切れを起こします。
(どんな良いオイルでも油膜切れは起こります)
その時の摩擦熱の温度は1000℃以上にもなると言われています。
オイル銘柄については、フィールや劣化具合の差はありますが、
このような温度になってしまえば潤滑もなにもないわけで
正直なところどんなに良い(値段の)オイルを入れても壊れる時は壊れます。
他、スバル車固有のウィークポイントとしては
ミッションケースの構造の問題もあります。
モナカ合わせのミッションケースが大きな力で開く方向に力がかかることで
ギヤのクリアランスが変わってかじるようです。
元はと言うと、スバル1000の頃のミッションなのだそうで、
それを改良、強化でここまで来ているそうですから仕方のない点ではありますが・・・
(GDB系の6速はほとんど作り直しなので根本的に改善されているそうです)
まぁ、一般的に使うのでしたら、
ノーマルクラッチでシフトロックなどをしないように使えば
そんなに簡単には壊れないですけどね。
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