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タッチペンの塗料は一液性で塗料内の溶剤が揮発することで乾燥が速く、塗りっぱなしでも艶が期待できるラッカー系です。対して車体の塗料は硬化剤で空気中の水分と反応させて科学的に硬化させるウレタン系で2コートトップ仕上げがしてあります。使用するシンナーですが、ウレタン系シンナーはラッカー系を溶かしにくいものの逆にラッカー系シンナーはラッカー・ウレタン共に犯します。ほかにも種類はありますがこの二種類が主に使われています。プラモ用はラッカー系かエナメル系に分類されます。どちらもウレタン系には良くありません。垂らしすぎた塗料をシンナーで拭き取るのはやめたほうがいいと思います。絶対に元の塗装面の艶がひけます。特にブレーキフルードはやめてください。塗装面がネバネバになり磨いても元に戻りません。
解決策は完全に硬化(冬場の今なら2〜3週間)してからコンパウンドで磨く(削る?)のがいいでしょう。細かいペーパーで・・との書き込みもありましたが、板金屋などで垂れ修正に使う番手は1000番〜2000番、さらに上を使うことも。で、磨く際には水磨ぎならぬ灯油磨ぎをしてます。そのあとコンパウンドで仕上げます。よく細かいペーパーがないときはペーパー同士を擦り合わせるといい、とか言いますが、いくら擦り合わせても粒子がペーパーから落ちるだけで粒子のサイズは変わりませんから無意味です。参考になれば。。
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