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▼台湾発さん:
>先日、エアクリーナーの掃除をしようと中のスポンジを水洗いし
>エアガンで水を飛ばし(完全には乾いていませんでした)
>乾燥もそこそこに走りだしたところ、5000回転くらいで一瞬『カクンッ』と
>失火したような状態になりました、一瞬だけですぐに回転数は戻りその後、問題はありませんが「もしかしてウォーターハンマー!?」と心配になってしまいました。
>今でも普通に走っていますが心配性のせいか時折、気持ちトルクが落ちた?ような気がします。
>これってウォーターハンマーでしょうか?
>
>詳しい方いらっしゃいましたら教えてください、お願いします。
一時的に失火した可能性が大きいように思いますが、絶対ではないので
暫く油圧などに注意しておいたほうが良いかも知れません。
失火の発生原因ですが・・・
大雨で運悪く水を吸い込んでしまったなどでエアクリーナーが濡れて
いた場合など、その水気によってエアフロセンサーでプラスの計測誤差が
生じます。(実際の吸気量よりも多く計測される=燃調が濃くなる。)
一方で純正ECU(や純正ECU同様に点火時期の遅角ではなく燃調で
ノッキングを予防するように組んでいるチューニングECUの場合)
ブーストが掛かる際にはノッキング予防などのためにかなり濃い目の
空燃比設定がなされています。
また、軽負荷域はO2センサーからのフィードバックで多少の誤差は
補正されますが、加速状態に入ると補正がカットされます。
これらが重なると、瞬間的に通常の高負荷時の空燃比11〜10くらいの
ところが空燃比9台半ばにまで入ります。
すると幾らなんでも濃すぎるので失火してしまうんです。
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