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容量が減ると十分な風が確保できない場合、放熱性が下がり冷媒の温度上昇が考えられます。温度が上がれば圧力も上がるので、以下の症状が考えられます。
○高圧異常で運転停止
ガス配管内の圧力を圧力センサーで監視しています。ほとんどの場合、スプリングとバルブを組み合わせた単純な機械式のセンサーですけど。低圧と高圧の2個ひと組で付いています。
低すぎるとガスが漏れた?と判断され、コンプレッサーの焼きつき防止(ガスが漏れると、一緒に潤滑オイルも抜けてしまう)の為、運転停止。
高すぎると高圧による破裂や漏れなどからガス循環システムを保護する為、運転停止します。たとえば電動ファンが壊れたりすると、この症状になります。
○設定圧力で運転停止する前に経年変化などで劣化した高圧ホースなどの弱い部分からガス漏れ
○ヘタするとリリーフバルブ(メーカーによりレギュレーターバルブなど他の名称があります)が抜けてガス放出・・。これはコンプレッサーや配管途中などに、付いている部品で(センサーが感知するより早く)一瞬で圧が上がった場合など、メルトボルト状のリリーフバルブよりガスが抜けてガス循環システムを保護します。
たいがいのメーカーは再使用できないものを採用してます。
高速道路を巡航している場合などのように、風が大量に当たり続けるなら大丈夫でしょう。コンデンサーを小さくしてラジエターに抜ける風量を多くする?のでしょうか?十分な風量で放熱性が確保できなければ、効きが落ちる以前に故障の原因になりそうです。コンデンサーへのホース又はパイプの取り付け形状・寸法が同じなら流用はできるでしょうが、渋滞の一般道〜高速道路まで、放出カロリーを計算された容量を変更してまで流用するメリットがなさそうですけど・・・。
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