|
はじめまして。
あくまで経験則に基づいた自分流なのですが、
慣らし運転は、"エンジン&ミッションのみにあらず"というのが私の解釈です。
金属や樹脂等様々なパーツ同士が様々な方法によって合理的に接触し、
構造を保っているわけですが、
初期状態のクルマにとっては、これらに対する地球の物理は
なかなか過酷なものであるような気がします。
ダンパーのオイルシール等しかり、ブッシュ類しかり、ボルト類しかり、
走り以外のユーティリティしかり…。
およそ油脂類関係しているところと、パーツ同士が接触しているところは、
全て慣らしの対象、とかいうと過言かもしれませんが…。(全部じゃね〜かっ!!)
また、私のようなドン臭いドライバーの場合、当然、
人間と新車の調和もいきなりは無理なので、
まずは、新車のディメンションを把握したり、速度やシチュエーションごとの
特徴的な挙動を身体に憶えさせることも、買った車を長く味わうためには
案外重要な「慣らし運転」になっています。
操作系の位置や操作の度合いを、早晩に身体に記憶させておくのも、
慣らし後のドラテク向上を支える重要な要素だと思います。
競技においても、シェイクダウンは単なるマシンデビューということではなく、
調和を計る重要な作業でした。
ただ、悲しいのは、私の場合、長い人生を経ながらも、
滅多にそんな機会に恵まれないことです。(涙)
テクノロジーに関しての回答は、他の皆様のご回答通りと存じますが、
あまりにうらやましいので、"こういったことも意識しておくと、
慣らしがかなり前向きに楽しめますよ。"と、お伝えしてみたかったわけです。
あ、つい取り乱してしまいました。お邪魔いたしました。m(_ _)m
|
|
|