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ディラーでのリビルトエンジンに乗せ替えについて・・・
最近のボーリング屋さんや、面研屋さんって、すっかり町から消えて来てしまい、腕の有る職人さんが、減って来ています。僕の住んでいる町の職人さんも定年など、色々な理由で、町から消えてしまいました。
そんな中、ディラーでも、同じ様に、エンジンをばらして、組み付けを日頃から、行って来て、面研屋さんとも顔なじみだった、ベテランメカニックも世代交代の時期に入る頃かと思います。
そう言う中、メーカーに頼めば、すぐに、信頼出来る、リビルトエンジンを送られて来るので、世代交代後のメカニックは、エンジンをばらして、地方に有る面研屋さんに、梱包して送ってと手間暇を掛けて、組み付け後の不調の有るか解らない仕事を引き受けられるかと考えると僕なら無理です。
単純に、ヘッドガスケットを交換するだけと割り切ってやれば出来なくも無いですが、ピストンの状態やバルブすり合わせや、ステムの磨耗具合とか、考えると、エンジンメーカーがきっちりと組み上げたリビルトエンジンの方が、最終的には、お客さんの為になるのだと思います。
それに、ヘッドを外したら面研と言うのも・・・で、細かく言えば、バルブタイミングも変わってしまいますし、アルミブロック製のエンジンが、ヘッドが歪めば、ブロックも歪むという事も考えられなくもないし・・・f^_^;そう考えると、余計、エンジンには手を出したく無いのが僕の考えです。
それと、リビルトエンジンに乗せ替えた場合無条件で、乗せ替えたエンジンは回収されます。回収したエンジンが使い物に成らない場合や、測定基準値を越えた物は、リビルトエンジンメーカーから、ディラー宛に、使えない部分の部品代の請求が来て、新品のエンジンを乗せ替えた場合は、エンジンは下取りと言うより廃棄処分に成りますので、お金にはならないはずです。(T社の場合です。)
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