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アルミの板金は引き受けてくれないと思って間違いないです。特にボンネットのようなプレスラインが少なく大きな一枚物は厳しいです。金属の特性上、曲がりや凹みなどの形状変化で伸びが発生します。鉄なら『絞り』と呼ばれる技術で伸びを収めることができますが、アルミは柔らかいので伸びが大きく絞るのが難しいのです。さらに鉄と同等の強度を確保するために厚みが厚いのも絞りにくい原因です。達人や名人の域の職人なら可能かもしれませんが、普通は、これを絞るために火(熱)を使う事になります。これがまたやっかいで、絞れ過ぎたり、逆に伸びたり・・非常にコントロールが難しいのです。アルミの種類にもよりますけど。
なので、たいがいの板金屋さんはアルミ素材の場合、部品交換で対応します。小さなエクボ程度ならパテで修理できるかもしれませんが。その場合でも、おそらくボンネット一枚を塗装する事になるでしょうから金額的にはかなりかかると思います。
整備に出す前に絶対にエクボが無かったと言い切れる自信があるなら、地域の整備振興会に行き、事情を話してみてください。その整備工場が地域の振興会に加入していれば、仲介してくれるかもしれません。泣き寝入りするのは早いと思いますけど。
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