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ちょうど良く、先週オイル交換をしました。ここ1年くらい、ゼロスポーツの4.5L缶の約12000円を使っていたのですが、ちょっと財布が寂しかったのでエルフの新製品、RRを入れてみました。パッケージにGDBの写真とボクサーエンジンに最適などの謳い文句が・・。値段も4L缶6200円とお手ごろ(と言っても十分高い)でした。粘度は10W55だったかな?で入れてみたら良い感じです。ゼロスポーツと比べると少し重い感じがしますが、トルク感はあります。ゼロの前に使ってたワコーズ4CT(10W40)の感じと似てます。もちはまだわかりませんが、3〜4千キロもてば良いかな?と。5千キロもったら次回もコレにします。
ちなみに、チムケム試験機という極圧潤滑性能を調べる機器があります。回転する金属のテストピース(材質はハブベアリングの球やローラーなどと同等の合金)を固定したテストピースに押し付けて極圧状態を作る機械で、潤滑状態は回転するモーターの電流値で読み取ります。電流値が大きいと抵抗が大きく潤滑不足、電流値が小さければ抵抗が少ない=潤滑性能が良いというわけです。昨年秋、W社のセールスマンがこの機器を持って営業に来るというので、色々なオイル用意して試してみたので参考になれば。
T社純正5W30 150〜160kg/cmの圧力で大きな異音と共に油膜切れをおこし焼きつき。このくらいで、『普通』の性能だそうです。
W社 4CRー10W50? 400kg超でも異音なし、焼きつかず。
W社 4CTー10W40? 360kgから異音発生、400kg超で焼きつき。
0スポーツ R 400kg超でも異音なし、焼きつかず。
0スポーツ S 380kgから異音発生、が、焼きつきは420まで発生せず。
*残念ながらエルフはまだ仕入れてなかったので試してないです。
あとオイルではないのですが、
くれ工業CRC556 150kg
W社 らすペネ 300kg
我社プライベートブランド品(中身はT社のハイるーセンと同じ)140kg
こちらはスプレーという性質上、長期使用ではなく短期使用と考えると140〜150もあれば必要十分だそうです。あくまで高性能を見せたいデモンストレーションですね。
グリス類ではN石社ベアリンググリスとW社のベアリンググリスを比較。宣伝に来るぐらいですから大差でW社勝利。特にあの赤いウレアーグリスはズバ抜けて極圧性能が高かったです。
と、こんな感じでした。ちっとも伏せ字じゃないですね(^_^;)
ほかにもたくさんの種類を試したのですが、全部は覚えてませんので・・。また、数値も私の記憶なのでおおよそです。
試験条件が変われば違う結果になるかもしれませんし、数値だけで優劣が決まるものでもありませんので、あくまでこんな試験もあります・・程度で受け取って下さい。
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