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▼サトッチさん：
>ところで、スタッドレスを履く場合も車高は上げた方が良いのでしょうか？
私も雪国に生息しています。
雪道走行では車高は純正程度あるのが理想です。（場合によってはそれ以上欲しい時もあります）
私は純正足で乗っていますが、冬場は足回りだけ”サファリラリー仕様”にしたいと思っているほどです。友人にはタイヤ交換と同時に、夏−車高調、冬−純正と足回りごと交換している人（Notインプ乗り）もいます。
車高が高い方が有利な理由は以下の３点です。
１つめは、雪道では路面の凹凸が多いため、ストロークがあり悪路でもタイヤの接地性の良いサスが有利です。特に高出力のインプではコーナー中のグリップ抜けは非常に危険です。特にGCではリアの跳ねが出やすいので要注意です。あと減衰力を落としてもバネのレートが高いと悪路で押さえが効かなくなり、これまた危険です。
２つめに、気温、雪質、除雪の状況にもよりますが、ホイールハウス内に雪が詰まり、最悪の場合、サスがストロークしなくなったり、ステアリングが切りにくくなるようなことさえあります。車高短状態ではホイルハウス内の雪も除去できません。（融雪のため道路に散水している場所があり、下回りが濡れた後に新雪の上などを走るとイチコロです。）
３つめに、除雪の状態が悪くわだちになっていたり、路上に氷のブロック（上述のホイルハウスの雪が凍って落ちた物など・・・etc）があったりと、雪国の道路ではバンパーや下回りにダメージを与えるシチュエーションが多々あるので、車高が高いに越したことはありません。（スキー場のアクセス道路は最優先に除雪するので比較的ましだとは思いますが、大雪で除雪が間に合わないこともあります）
ちょっと脅かすようなことも書きましたが、雪道をなめてはいけません。
雪は滑るだけではないですから・・・。
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