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▼GC8G型STiさん:
>この度EVC4装着しました。
>そこで質問なのですが、オフセットの調整方法としてはどのようにすればよいのでしょ
アクチュエータでスイングバルブを動作させる方式であってます。
高回転での大幅なハンチングはちょっと恐いですね。
ただ、なんにせよオーバーシュートさせようとするとハンチングが
起き易くなり、ハンチングを完全に押さえ込もうとすると
オーバーシュートも消えるが立ち上がりも若干鈍る感じになると思います。
が、それ以上については使用したことがないので私はわかりません(^^;
ちなみに純正ECU+純正ソレノイドは制御が甘くてオーバーシュート
するのではなく、ECU制御にてスクランブルブーストを掛けているだけです。
>もう一つはGC8では最大ブーストは1.2Kgと聞いたことがあります。(上記と単位違いますが)
>皆さんのエンジンの仕様とどのぐらいブーストかけておられるか参考までに教えてくださいませ。
>よろしくお願いします。
私のは同じVer6でも参考にならないと思いますが・・・
本気モードは1.2〜1.3kで、特に雨天時にホイルスピンするので
普段は1.0〜1.1k程度です。
仕様としては、GDBタービン流用でパワーFC+パワーFC用ブースト
コントロールキットで制御、ミニサーキットに焦点をあわせて
中間加速重視、高回転は燃料冷却を多めにしてマージンを残して
あります。
もちろん、ブースト設定を変更した際にもそれぞれ自分が理想と
思う空燃比になるようにセッティングしてありますが・・・・
純正ECUで、単にブーストコントローラ装着でブーストを上げるのは
お勧めできません。
燃調マップには必ず余裕を見てあり、さらには吸引空気量に応じた
燃料噴射制御がされるのですぐ壊れるとまでは行きませんが、
過給圧を上げると燃焼温度が上昇し、デトネーションの原因となります。
そのためにブースト圧を上げる場合には単に空気量に応じた燃料噴射量
だけでなく、さらには上昇する燃焼温度により過熱するピストンや
排気バルブを冷却するために燃料冷却でさらに多い燃料噴射量が
必要になります。
そのため、ECUセッティングをキッチリとする必要があります。
実際のところ純正ECUのデータの高回転・高負荷時はかなりマージンを
取って濃いセッティングとなっているようで、多少なら余裕はある
ようですが(正確にはスクランブルブースト時に最適になるように
セッティングされていると思われる)、壊したくないならば標準状態での
安定過給圧以上には設定しないほうが良い、ということになります。
そのため、暫くしてからブーストコントローラを取り外して標準状態に
戻してみると、むしろ標準状態のほうが速いことに気が付いたりします。
なお、各モデル/年式で同じGC8でも設定過給圧が違いますので参考には
なりませんよ。
Ver6の標準状態ではたしかオーバーシュート時1.2k、安定1.0〜1.1k
程度だったと思いますが。
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