Page 1583 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ INDEXページ ┃ 上位階層へ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼トルク配分とは ごん 03/1/28(火) 10:43 ┗Re:トルク配分とは kturu 03/1/28(火) 14:22 ┣Re:ATのトルク配分とは よっしー@篠山 03/1/28(火) 15:02 ┃ ┗Re:ATのトルク配分とは ぶぶか 03/1/30(木) 10:00 ┣Re:トルク配分とは ごん 03/1/30(木) 8:06 ┗Re:トルク配分とは ちょん 03/2/1(土) 15:10 ┗Re:トルク配分とは kturu 03/2/2(日) 3:49 ┣Re:トルク配分とは たろう 03/2/2(日) 11:46 ┃ ┗Re:トルク配分とは kturu 03/2/2(日) 23:03 ┗Re:トルク配分とは ちょん 03/2/2(日) 13:25 ─────────────────────────────────────── ■題名 : トルク配分とは ■名前 : ごん <junichiro.goto@gairoto.co.jp> ■日付 : 03/1/28(火) 10:43 -------------------------------------------------------------------------
トルク配分について教えて下さい。 GFのVer6に乗ってるのですがこの車のようなセンターデフのコントロール機能が ない車は常時35:65となっているのでしょうか? そしてコントロール機能のある車はフリーで?ロックで?になるのですか? それから丸目は45:55と聞いた事があるのですがこの配分は丸目だけですか? S202もこれに入るのでしょうか? 最後にこの比率がどう走りに影響するのでしょうか? よろしくお願いします。 |
▼ごんさん: >トルク配分について教えて下さい。 >GFのVer6に乗ってるのですがこの車のようなセンターデフのコントロール機能が >ない車は常時35:65となっているのでしょうか? いえ、マニュアル車でDCCD装着車以外は全て50:50です。 AT車の場合は、トルク不等配分機能がついたものもありますが、 確かインプレッサには採用されてなかったような?(自信なし) >そしてコントロール機能のある車はフリーで?ロックで?になるのですか? GC8用の場合は、常時35:65のトルク配分で、これに電子制御の 多板クラッチを断続的につなぐことにより見かけ上トルク配分を 50:50(直結)まで変化させます。 >それから丸目は45:55と聞いた事があるのですがこの配分は丸目だけですか? そうですね、GDBのA型のSTi-RAと、B型のRA-specCの16インチ仕様だけ だったと思います。 >S202もこれに入るのでしょうか? S202はB型のRA-specCの17インチ仕様がベースですので、DCCDは 付いてなかったと思いますが・・・ >最後にこの比率がどう走りに影響するのでしょうか? 操舵輪であるフロントのトルク配分が減ることで、コーナリングの 初期段階でのアンダーステアが軽減、回頭性は向上します。 しかしながら均等配分の4WDに比べ、フロントのトラクションが 少ないので立ち上がりの加速が鈍ります。 そこで、今回MCしたGDBのC型では、オートモード付きということで コーナー進入時にはフロントの配分を落として回答性を上げ、 立ち上がりにはトルク配分を均等化してトラクションを稼ぐという、 ある意味究極のアクティブデフが採用されたわけです。 |
▼kturuさん: >▼ごんさん: えっと、インプレッサのATについてです。 メーカーサイトより抜粋 VTD-4WD(WRX) 回頭性を高め、ドライビングを積極的に楽しむためのAT専用スポーツ4WDシステム。センターデフで通常のトルク配分を前輪45.5:後輪54.5に設定。さらに前後輪の回転差を判断してトルク配分を制御する。 アクティブトルクスプリッド方式4WD(NA) 走行状況に応じて電子制御される油圧多板クラッチが、前後輪のグリップ変化や車速などクルマの状況をつねにセンサーで検知。前輪60:後輪40のトルク配分を基本にアクティブに制御する。 私は、GDA-A(AT)乗りなのですが、 C型STIが35-65の配分に替ったので、最近のATも昔のように35-65に替っているのかと 思っていたのですが、ふむ・・・STI以外のDCCD以外替っていないのですね・・・ (ちょっと、気になって調べてみたのですが・・・ホッとしてしまいました(謎)) NAの場合、前輪の方が高配分になっているのですね・・・ちと、気になってしまいました^^; なぜでしょうかねぇ? |
>NAの場合、前輪の方が高配分になっているのですね・・・ちと、気になってしまいました^^; >なぜでしょうかねぇ? kturuさん、どうもこんにちは! おそらく後輪に多く配分するとプロペラシャフトやデフなどの強化が必要になり、 重量やコストが増すのを嫌ったからではないでしょうか。 NAだとやはりパワーもターボに比べるとありませんし。 個人的な想像ですが・・ |
▼kturuさん: >いえ、マニュアル車でDCCD装着車以外は全て50:50です。 そうだったんですか。 最近中古で買ったばかりで楽しく乗りまわしてますが 皆さんのおかげでどんな車なのか少しづつ分かってきました。 >>そしてコントロール機能のある車はフリーで?ロックで?になるのですか? > >GC8用の場合は、常時35:65のトルク配分で、これに電子制御の >多板クラッチを断続的につなぐことにより見かけ上トルク配分を >50:50(直結)まで変化させます。 じゃあこの35:65のトルク配分を体感するにはDCCD装着車にのらないと わからないんですね。 >そこで、今回MCしたGDBのC型では、オートモード付きということで >コーナー進入時にはフロントの配分を落として回答性を上げ、 >立ち上がりにはトルク配分を均等化してトラクションを稼ぐという、 >ある意味究極のアクティブデフが採用されたわけです。 うわぁ、なんか凄そうですね! 勉強になりました、ありがとうございました。 |
▼kturuさん: >▼ごんさん: >>トルク配分について教えて下さい。 >>GFのVer6に乗ってるのですがこの車のようなセンターデフのコントロール機能が >>ない車は常時35:65となっているのでしょうか? > >いえ、マニュアル車でDCCD装着車以外は全て50:50です。 >AT車の場合は、トルク不等配分機能がついたものもありますが、 >確かインプレッサには採用されてなかったような?(自信なし) > >>そしてコントロール機能のある車はフリーで?ロックで?になるのですか? > >GC8用の場合は、常時35:65のトルク配分で、これに電子制御の >多板クラッチを断続的につなぐことにより見かけ上トルク配分を >50:50(直結)まで変化させます。 はじめまして。便乗質問で失礼します。 DCCD装着車はロック状態(=50:50ですよね?)で車庫入れなどをすると,ゴキゴキしてエンストする場合もありますが,DCCD装着車以外が全て50:50でそういう現象が起きないのは,センターデフの構造がどのように違うからなのでしょうか? |
▼ちょんさん: >DCCD装着車はロック状態(=50:50ですよね?)で車庫入れなどをすると,ゴキゴキしてエンストする場合もありますが,DCCD装着車以外が全て50:50でそういう現象が起きないのは,センターデフの構造がどのように違うからなのでしょうか? 本当は遊星ギアによるトルク配分は35:65固定のままで、 DCデフ内部の電磁多板クラッチで直結する形になるそうです。 直結になるのでトルク配分が見かけ上50:50になるみたいですね。 体感的にはトルク配分が変化していくように感じますけど。 で、ゴキゴキ鳴ってエンストするのは、このセンターデフがロックされて 直結になるために、前後輪での回転差を吸収できなくなるためです。 ビスカスセンターデフの場合は、ビスカスがある程度の回転差は 許容(吸収)してしまうためにこの現象が起きません。 ビスカスは空転等で極端な回転差が発生した際に内部のシリコンオイルが 攪拌(せん断)抵抗により過熱して粘度が上昇し、はじめてロックします。 |
便乗です。教えてください。 >ビスカスは空転等で極端な回転差が発生した際に内部のシリコンオイルが >攪拌(せん断)抵抗により過熱して粘度が上昇し、はじめてロックします。 ビスカスLSDもロックするまで作動制限がかけられるのですか? やはりタイムラグがあるのでしょうか? シリコンオイルは過熱されると粘度が下がりませんか? ビスカスLSDは役に立っているのか、と考えてしまいます。 |
▼たろうさん: >ビスカスLSDもロックするまで作動制限がかけられるのですか? センタービスカスをロックさせた経験がないのでわかりませんが、 リアビスカスがロックしたその瞬間だけは本当にロックします。 >やはりタイムラグがあるのでしょうか? 繰り返しますが、空転等により明らかな回転差が生じないと ロックしませんので、結構なタイムラグがあります。 >シリコンオイルは過熱されると粘度が下がりませんか? オイルといってもいろんな種類があるように、シリコンオイル といってもいろんな種類があるんでしょうかね。 実際にどんな種類のものが使われているかまでは私はわかりません。 >ビスカスLSDは役に立っているのか、と考えてしまいます。 LSD自体が元々は軍用のジープ等で悪路の走破性を向上するために 考案されたものだそうですが、普段役に立ってないように感じるビスカスも、 リア片輪だけ脱輪した際や、フロントもしくはリア両輪が落ちた場合には 役に立ちます。なければどうあがいても脱出できません。 ただし、フロントは大半の車両が標準ではオープンデフなので、 フロントの片方が脱輪してしまうと脱出できません。 また、スポーツ走行時の走行性能を考えると通常はビスカスでは役不足 になってしまうのですが、どんな状況でも確実にタイヤを接地させ、 絶対に空転しないような接地性の良いサスペンションがもし可能であれば LSDは必要がないのではないかと思います。 |
▼kturuさん: どうもありがとうございました。 |