インプレッサWRX(GDA-D型)のプラグ交換を行いましたので順を追って紹介します。
※GDBもほとんど同じです。
1.工具を用意します。
・板ラチェットレンチ
・板ラチェット用ソケットアダプタ
・10~14mmのソケット
・プラグ交換用ソケット
・50~70mmくらいのエクステンション(延長シャフト)
・500mmくらいの鉄パイプ
2.プラグを用意します。
NGKイリジウムプラグ「BKR6ERX-PS」
3.ボンネットをオープンします。
4.左側は吸気ダクト→エアクリーナーBOX→コイルの順に取り外します。
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5.右側はバッテリー→ウォッシャータンク→コイルの順に取り外します。
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6.プラグ取り外しには70mmのエクステンションを付けたラチェットレンチを使います。
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7.緩まない場合は鉄パイプの登場です。
プラグ交換が全く初めてのクルマの場合、工場で装着された純正プラグがかなりの高トルクで締められているため、ラチェットレンチのストロークだけでは固くて歯が立ちません。自分の場合はBSアンテナのベランダ取付キットに付いてきた直径40mmの鉄パイプを使用しました。ラチェットレンチをパイプ内に収めて逆時計方向に回します。画像のようにストロークが有るパイプだと楽勝で緩みます。念のため書きますが、ネジは時計方向に回すと締まり、逆時計方向に回すと緩みます。これだけは絶対に間違わないで下さいね。
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8.新品のプラグをラチェットレンチで取り付けます。
新品プラグを取り付ける時は手で行います。トルクレンチでトルクを見ながら締め込む事が推奨されますが、無い場合は一気に締め入れず、締めて完全に止まった事を確認した時点でいったん緩め、もう一度止まるところまで締め込めて、そこから1/12回転ほど締め込むのがコツです。締め込み過ぎてエンジン側のネジを舐める事だけは避けて下さいね。
新品プラグの取付が完了したら逆の手順で外した周囲のパーツを元通りに取り付けます。
9.走行12万kmを超えた純正プラグと新品のイリジウムプラグの比較。
使用済みプラグは電極の先端が丸くなっている上、ギャップも広くなっています。
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交換は以上です。
プラグの交換後、アクセルを踏み込んだ最初の加速感から違いが体験できます。交換してから1000kmほど走りましたが、燃費も0.5km/Lほど向上しました。本来は10万km手前で交換すべきものでしたので、もっと早めに交換すれば良かったと思いました。