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▼とんきちさん：
>ブーストアップ（１．１ｋ）で燃料を使い切っているため燃料ポンプを大容量の物に変えようと思うのですが、前期型でお勧めのポンプはありますか？
比較的多いのはR32/33/34GT-R用の純正ポンプ流用でしょうか。
＃流用に際しての加工方法などは過去ログやDIYナビゲータを。
ただしポンプ自体のサイズが大きくなる為、ガス欠症状防止のための
インタンク型コレクターもしくはバッフルプレートが装着できなくなる
ことがあります。装着も考慮するならばNISMOやSaRD等アフターパーツ
メーカーの小型の大容量ポンプや、容量が足りるならばGC8最終型、
GDB用、STiの大容量ポンプを使うことになります。
蛇足ながら・・・
インプレッサGC/GF8の場合は日産車などであるような燃料ポンプへの
供給電圧を変化させる仕組みがないので、燃圧低下によって所定の
吐出量が確保できない場合を除き、単に大容量ポンプへ交換しただけでは
インジェクターの吐出量には変化がありません。
ですので燃圧を上げるか大容量インジェクターへ交換しないと最大吐出量を
上げることはできません。
（この場合全域で空燃比が変化する為に、同時にECUのデータ書き換えが
必要になります。）
また非常に細かい話ではありますが・・・燃圧レギュレータによって
必要以上のガソリン（アイドリング時では90％以上）はタンクに戻って来る
のですが、この際に燃料ポンプの容量が大きいほどエンジンの熱でガソリンが
温まることになり、熱膨張でガソリンの密度が低下することになります。
ガソリンの密度が低下すれば当然空燃比が変化してしまうことになります。
その為、不必要なまでの大容量ポンプを装着することには少し疑問符が
つきます。通常はそれもマージンに入れてECUセッティングするんですけどね。
もしくは燃料温度での補正マップと燃温センサーを組み込むか。
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